「第二の堀北真希」高月彩良がブレイク確実と評判に...『重版出来!』出演で美貌と演技力に絶賛
若手女優の高月彩良(たかつき・さら/18)が「ブレイク確実」と話題になっている。
高月は3日に放送されたドラマ『
重版出来 DVD(じゅうはんしゅったい)!』(TBS系)の第4話に出演。同回は主人公の新米編集者・黒沢心(黒木華)が同人誌即売会で新人発掘に取り組み、その中で漫画家志望者と出会うという筋書きだった。
高月は画力が抜群だが自分の才能に自信を持てずにいる漫画家志望者を演じ、プロを目指すか諦めて就職するかで葛藤。デビューに向けて心が担当になるのだが、そこに"新人ツブシ"の悪名高い敏腕編集者(安田顕)が横入りして小説のコミック化の話を持ちかけてきたために気持ちが揺れ動くという展開だった。
ストーリーも好評だったのだが、それ以上にネット上の視聴者の間で話題になったのが高月の存在。
ラヴソング DVDまだ18歳なのに大人びた雰囲気で顔立ちも美しく、脇役とは思えない演技力と存在感を放っていたためだ。
放送中、ネット上では「新人漫画家役の女優さんメチャ美人やん」「美人すぎて驚いていたら18歳と知ってもっとビックリ」「ルックスも良いし、葛藤の演技も見てて引きこまれた」「高月彩良って子、演技も顔も良くて無敵かよ!」などといった絶賛コメントが相次ぐ状況となった。
また、高月は市川海老蔵(38)主演の連続時代劇ドラマ『石川五右衛門』(テレビ東京系/年内放送予定)にも出演が決定。義賊「五右衛門一家」の紅一点・堅田の小雀(かただのこすずめ)役に起用され、前髪パッツンのショートカットで女義賊を演じる
はぶらし女友だち DVD。すでに劇中イメージ写真が公開されており、ネット上では「カッコ良すぎる」「着物も似合う」と評判になっている。
高月は2008年に11歳で女優デビューし、当初は子役として活動していた。ボーイッシュで整った顔立ちを見初められて翌年のドラマ『オトメン(乙男)』(フジテレビ系)では主人公の少年時代を演じたこともある。
その後は2012年のドラマ『GTO』(同)など学園ドラマへの出演が目立ち、サバサバしたボーイッシュな女の子を演じることが増加。当時から目ざといアイドルファンの間では「すごい美少女」「ブレイク間違いなし」と話題になっていたが、一般の知名度はあまり上がらないまま伸び悩んでいる印象があった。
しかし、2014年にスタジオジブリのアニメ映画『思い出のマーニー』で主人公・杏奈の声優に抜擢されたことをきっかけに注目度が急上昇
ゆとりですがなにか DVD。もう一人の主人公であるマーニーを演じた有村架純(23)とともにメディア露出が増加し、その美貌と演技力の高さが広く知れ渡ることになった。
それまでは見た目通りのボーイッシュな役柄ばかりの印象だったが、以後は映画『ストレイヤーズ・クロニクル』で口づけによって次々と人を殺していく特殊能力を持ったセクシーキャラを演じるなど演技の幅も広がった。
「ボーイッシュ美少女のイメージから演技の幅を広げていくのは、事務所の先輩である堀北真希(27)と同じパターン。堀北は事務所との契約解消がウワサされるなど進退が注目されていますが、その後継者としては高月が最有力といえます。事務所としても『第二の堀北真希』と期待しているでしょう。顔よし、演技よしで事務所の売り出しが本格化すれば、瞬く間にブレイクしてしまうかもしれません」(芸能関係者)
クールな外見とは裏腹に極度の天然でもある高月。映画のキャンペーンで愛媛県松山市のテレビ収録に参加した際、松山のイメージを聞かれて「道後温泉とお坊ちゃま」(正解は『坊っちゃん』)と答えてマネジャーを焦らせたエピソードはファンの間で有名だ。また、出演舞台『広島に原爆を落とす日』の告知でブログに「明日はいよいよ原爆が落ちるね」と悪気なく書き込み、炎上騒ぎになったこともある。このギャップもファンを魅了する大きな要素だ。
ボーイッシュ美少女から本格派女優に脱皮しつつある高月の活躍からしばらく目が離せない。