TVドラマ紹介

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12月12日に最終回を迎えたドラマ「掟上今日子の備忘録」（日本テレビ系）。新垣結衣のキスシーンなど視聴者を喜ばせる場面が登場し、視聴率も10.5％と6話ぶりの二桁に達するなど評判も上々だったようだ。

　そんな最終回だが、一部の視聴者からはストーリーが「サイレーン」（フジテレビ系）とゴッチャになってしまい、内容がわかりづらくなったという声があがっているというのだ。両ドラマは決して似ているとは思えないが、その理由をテレビ誌のライターが教えてくれた。

「原因は、要潤が両方のドラマに出演しているからです。『サイレーン』では事件のカギを担う美容整形外科医を演じ、一方の『掟上今日子の備忘録 DVD』では最終回に、ヒロインをだます重要な役でゲスト出演。両方とも正体を隠しながら事件に関わるという役柄が共通しており、印象が被ってしまったのでしょう」

　たしかに「掟上〜」のほうに要が登場したシーンを見て、「あれ、この男って行方不明だった医者では？」と勘違いしても無理はなかったかもしれない。しかも、いかにも怪しげな人物として描かれているため、余計に既視感を生んでしまったようだ。前出のテレビ誌ライターが続ける。

「要はその存在感と達者な演技が評価され、二番手や三番手の重要な役を務めることが多いバイプレーヤーです。今クールでも両ドラマに加えて、『コウノドリ』（TBS系）では第1話にゲスト出演していました。複数のドラマを掛け持ちする俳優は珍しくないとはいえ、同一クールで3つのドラマに出演するケースはそうそうないでしょう」

　もっとも要の役を勘違いしていたとしても、「掟上〜」の見どころは新垣の可愛らしい表情を楽しむことだったのだから、あまり影響はなかったのかもしれない。  

ニューヨーク近郊で語り継がれる"首なし騎士"の都市伝説をもとに、18世紀に戦死した兵士イカボッドが現代に蘇り不可解な謎を解き明かしていく大人気の超常現象ドラマ『スリーピー・ホロウ』。アメリカで10月に放送開始したばかりの最新シリーズが、早くもFOXにて12月15日（火）より日本初放送となる。

本作は、アメリカ最初の小説とも言われるワシントン・アーヴィングの「スリーピー・ホロウの伝説」（1820年）を、『スター・トレック』『トランスフォーマー』の脚本家アレックス・カーツマンが現代に蘇らせた重厚なミステリードラマだ。

前シーズンで、第2の騎士を含む大きな波乱の末、敵対することになったイカボッドの妻カトリーナにとどめを刺して悪との戦いを制したイカボッド（トム・マイソン）とアビー（ニコール・ベハーリー）。それから9ヵ月が経ったという設定の今シーズンは、FBI捜査官として新たな生活を始めたアビーが、消息の途絶えていたイカボッドからの連絡を受けて再会。イカボッドが持っていた首なし騎士のペンダントが不穏な光を発していることから、新たな戦いの始まりを察した二人は、巻き起こっていく不可思議な事件の数々を捜査しながら、次なる強敵の影へと挑んでいく...！

スリーピーホロウ シーズン3 では、災いの詰まった魅惑の箱を持つ女神パンドラが新たに登場。また、星条旗の作成に携わった女性ベッツィー・ロスが、イカボッドのかつての仲間として紹介される。また、人気シリーズ『ボーンズ シーズン11-骨は語る-』とのクロスオーバー・エピソードがある点も見逃せない。イカボッドとアビーが、ブレナンとブースというもう一つの名コンビとどんなチームを組むのか、楽しみだ。

全米での放送からおよそ2ヵ月で国内初オンエアとなる『スリーピー・ホロウ』シーズン3は、FOXで12月15日（火）22：00よりスタート。