2018年04月11日

フランス映画『狼は天使の匂い』孤独を抱える男たちの生様

フランス映画、それも古い映画となるとストーリー、セリフ、映像とどれをとっても洒落れてますね。『狼は天使の匂い DVD』、題名からしてフランス映画。原題はLa Course Du Lievre A Travers Les Champs(兎は野をかける)ですが、配給会社の宣伝部もフランス映画というと知恵を絞りますね。

ルネ・クレマン監督が孤独を抱える男たちの生き様を描いたサスペンス。不慮の事故からジプシーの一団に命を狙われているトニー。そんな中、偶然殺人現場を目撃してしまい、自らの身を守るべくギャングの一員に加わる。

監督は『禁じられた遊び』『太陽がいっぱい』のルネ・クレマン、音楽は『男と女』『雨の訪問者』のフレンシ・スレイ、出演は『ワイルドバンチ』のロバート・ライアン、『男と女』のジャン=ルイ・トランティニャン、豪華メンバーです。パーソナル・ショッパー DVD

舞台はカナダのモントリオール。ロバート・ライアンが出て、舞台はパリではありませんが間違いなくフランス映画です)。何者かに追われるトニー(ジャン=ルイ・トランティニャン)は殺人を目撃したため、犯人達に拉致されます。拉致された先には、チャーリーをリーダーとする不思議な一団が待ち受けています。追憶 DVD

老境に入った元ギャングのチャーリー、チャーリーの手下で芸術家肌のマトン(アルド・レイ)、何かと言うと暴力を振るいたがる元ボクサーのリッツォー(ジャン・ガヴァン)、夫を4人も取り替えた料理上手なシュガー(レア・マッサリ、どうもチャーリーの恋人らしい)、ナイフとフォークで食事が出来ないペッパー(ティサ・ファロー、施設から救い出してくれたチャーリーを保護者として慕っている)。年齢も国籍も個性もばらばらな不思議な一団が廃業した宿屋で共同生活を送っています。

  


Posted by achile at 12:17Comments(0)