2016年01月07日

2015年のベストドラマ、俳優はこれだ

 地上波で放送されるドラマを全て見ているドラマウオッチャーの北川昌弘氏、上杉純也氏が話題作から迷作までさまざまあった2015年のテレビドラマをジャッジ。最優秀作品、主演男優・女優など各賞を決めてもらった。
 
【最優秀作品賞】2015年一番面白かったテレビドラマはどれか。作家・池井戸潤原作で遠藤憲一(54)、菅田将暉(22)が心が入れ替わる親子を演じた「民王」(テレビ朝日)、主演・芳根京子(18)をはじめ次世代のスター候補たちが揃った青春ドラマ「表参道高校合唱部!」(TBS)も候補に挙がったが、最終的に北川、上杉両氏が選んだのはNHKで放送された「64(ロクヨン)」だった。
 
 特に同ドラマで初主演を果たしたピエール瀧(48)の評価は高く、北川氏は「何であの演技ができるのか。ピエール瀧は化け物。あの演技ができると分かった制作側もすごい」と絶賛。
 
 重厚なストーリー展開は見る者の心をつかみ「『64』は後で見るとちゃんと伏線がきちんと張ってある」(上杉)ときちんとした仕事が高評価につながった。
 
【主演男優賞】「64」のピエール瀧も候補に挙がったが「どちらか片方ではなく2人セット」(上杉)と「民王」で心が入れ替わる親子を演じた遠藤憲一、菅田将暉がセットで選ばれた。
 
 上杉氏は「『ドクターX』(テレビ朝日)では最後まで上司の西田敏行に歯向かわなかったエンケンを『民王』で歯向かわせるスタッフの遊び心も面白かった」と作品自体の内容も高く評価した。
 
【主演女優賞】「デート〜恋とはどんなものかしら〜」(フジテレビ)、「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ)で安定した演技を見せた杏(29)、「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」(TBS)、「サイレーン」(関西テレビ)で主演するなど活躍が目立った木村文乃(28)を抑えて「表参道高校合唱部!」の芳根京子が選ばれた。
 
 1000人のオーディションを経て抜てきされた新星は演技力はもちろん歌唱力で若手主体の青春群像劇を見事に輝かせた。
 
「ドラマを主人公の芳根だけで完璧に持たせていて、それはすごいこと」と語る北川氏はさらに「NHKの朝ドラのスタッフがヒロインをやらせたいと思うくらいの女優。一番オーソドックスな朝ドラヒロインは芳根のようなタイプなんだけど、最近はいないので貴重な存在」と今後の飛躍にも期待した。
 
【助演男優賞】「デート」で無職のニートをコミカルに演じた長谷川博己(38)、「下町ロケット DVD」(TBS)での経理部部長役が印象的な立川談春(49)が候補に挙がったものの、早くから北川、上杉両氏の意見が一致。「民王 DVD」で秘書・貝原茂平を演じた高橋一生(35)が選ばれた。
 
 北川氏は「はまり役すぎる。どこで賞を選んでも彼の名前が出てくるのではないか」と絶賛。上杉氏も「連ドラで脇を固める重要な役で、1年で3回は出てくれるんじゃないかと思ってる」と語っており、16年のドラマで見る機会も増えそうだ。
 
【助演女優賞】助演男優賞に続き、助演女優賞もすんなり菜々緒(27)に決まった。決め手は出色のデキだった「サイレーン」での悪女ぶりで「あの悪女の役だけでも食っていける。2015年一番ブレークした女優じゃないかと思う。助演女優賞で菜々緒を外してしまう方が怖い」(北川氏)とまで言わしめた。
 
 次点は山口紗弥加(35)、水川あさみ(32)。「この2人が出てくると画面が締まる」(上杉氏)とバイプレーヤーぶりを評価した。
 
【新人賞】「トランジットガールズ DVD」(フジテレビ)の佐久間由衣(20)が選ばれた。ファッション誌「ViVi」の専属モデルで、ドラマ初出演&初主演。しかも女性を愛する女性という難しい役を見事演じ切った。
 
「2015年最大の拾い物かもしれない。ドラマ自体も見てよかった。菜々緒もそうだが、佐久間も所属するプラチナム・プロダクションは今までにないタイプを出して成功していて面白い」(北川氏)
 
 私生活では元日に俳優・綾野剛(33)との熱愛が報じられた。公私両面での活躍を期待したい。
  


Posted by achile at 15:58Comments(0)